詠み人知らず
どわあああああああああああジャックポット2回目当たったあああああああああああああああああああへええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
電撃文庫・9月の感想1
■水瀬 葉月×藤原 々々『ぼくと魔女式アポカリプス③ Nightmare Crimson Form』  ★★★★★
ぼくと魔女式アポカリプス③ Nightmare Crimson Formもう動かない寝々、そして静かに眠りにつくレンテンシア、それらを
見守る天の星々――残された澪と冥子は、痛苦と引き替えに得た様々な終焉を
想っていた・・・その時。突如現れたある人物が、寝々の体を、その【根源闇滓】
とともに奪い去った。信じがたい人物の信じがたい行動に、澪と冥子はまた、
新たに選択を迫られることになる!?事件の終焉が新たな痛みを生む第3巻、登場。

修道女の股間弄り。そんな背徳的且つ淫靡な比喩表現が飛び交いまくる
素敵に劣悪な作品『ぼくと魔女式アポカリプス』の第3巻です。
何らかの理由で既に死亡している人間達が、人ならざる存在から手渡された
甘い林檎を口にして、【代替魔術師】となり、他の【代替魔術師】の【根源闇滓】を奪い合う
って内容です(ここら辺は用語辞典作って保管しようとしたけど、時間が無いので割愛w

1巻は聖域であろうポジションに鎮座していたはずのある人物を
爽快に殺してくれたという非人間的に劣悪な嫌悪感を提供してくれて、
2巻は狂人の狂人による狂人の為のここにはとても書けない狂った行いを
非道徳的に劣悪な嫌悪感を提供してくれた本作品。このお話を噛み砕いて、
噛み砕いて、原型が何か想像出来ないほどに噛み砕いてから説明すると、
「色んな性癖を持った狂人達が、己の変態っぷりを自慢し合う万国変人ショー」です。
正解のパーセンテージは3%のハズですが・・・我ながらある意味100%に近い正解だと
思ってしまうのは何故でしょう。用語を散りばめるよりこっちの方が分かり易いかもねw

1巻を読了した後の喪失感ったら無かったよ。「そこか、そこにメスを入れるのか」と。
んで2巻では「人間という存在がここまで汚物だったなんて」という新しい発見がありました。
そして3巻。2巻の寝々が可愛いと思えるほどの存在が、出てくるとはな・・・。
それと比べたら1巻の出来事なんて、今となってはフツーすぎるとさえ思ってしまう。

頭の設定が設定だけに、「死んで安息」が許されない【代替魔術師】達。
彼らはそれぞれ違う魔術(ex.ウィッチの【代替魔術師】冥子だと自身の体を供物にして
発動する【代償魔術】)を駆使するが、魔術に反動(ex.冥子は人間としての感覚)が必要で、
【根源闇滓】を補給し続けないとまた死んでしまう。かといって自分を【代替魔術師】にした者を
殺したりするとそれはそれで大変な事になる・・・と、救いの展開が予想される要素がゼロだけに、
終始暗鬱とした、やりきれない内容が続きます。「助太刀参上!但し敵側の」
「秘められし力が今解き放たれる!但し敵側の」なんて展開はザラです。

3巻は前回、レンテンシアの想いと壮絶な死闘を演じた寝々の死体と共に三度惨劇が開幕。
そこに突如表れたあいつ。戦後処理も儘ならず、再び死人同士の馴れ合いの始まりです。
今度の相手は強制近親相●を視●するのが好きで、自身も死●愛好者という『魔女カリ』では
“普通”の設定のヴァンパイアの【代替魔術師】。ドゥオーフ(彼の【代替魔術師】が寝々)も
相当イカレてたけど、こいつも勲章授与もののイカレ具合でした。エリザベートが
正体現した後の口淫おねだりシーンとか、もうサイアク。もう、喋るなマジで。

更にそこに割り込んだ闖入者が凄かった。何が凄いって人間。ただの人間だもの。
この死人の変態の中に、ただの人間の・・・人間の変態が参戦するなんて。
参戦者は寝々のバイト先だった中華料理店の双子店長、天花と天威。
あまりに人間ばなれした戦闘力と言動で、本来ならば澪達に向けられるべき
「おかしい。絶対こいつらおかしい。絶好調に狂ってる」という台詞を、
全力でぶつけてしまいました。寧ろ澪らが常人に見えたぐらいだもんな。

彼女らは寝々の死(厳密にいうと既に死人だった訳だが。しかし双子は“普通”の
人間なので、この世に人外が居るとか魔術云々の話などは知らない)に疑問を感じ、
寝々とよく接触していた澪に、彼女の死の真相を確かめようと近づいてきます。
まぁここまでは普通だわな。しかしここからが凄かった。「同胞に仇なすは人にあらずブタ、
誅すべからず、屠殺せよ!」という最早突っ込む気力も失せる俺様論理で、
「とりあえず」澪を殺そうと・・・否、解体しようとします。相手はブタですから。
い、いやまだここまでは普通だ。そりゃ強い絆で結ばれた者が不審死したら・・・ね。
そんな双子の戦闘力が桁違い。戦闘中の台詞のおかしさも桁違い。人外はお前らだろ、とw

その変人度は近親相●的レズビアン行為と、「赤ん坊の解体楽しい♪」で頂点を極めた。
解体愛好家とでも言うんでしょうか。こんな性癖あるんですね。世界は広ぇなぁ!
終始変態っぷりを披露してくれた双子。彼女らもまた寝々(これキツかったわぁ)や
今回のヴァンパイアの【代替魔術師】のように、ここには書けない様な過去がありました。
この話を聞いて、俺はガキん頃に習ったベ●ちゃん●クちゃんの話を思い出したんだが、
それとは違い、この双子の話はグゥレイトに劣悪、反吐クラスな内容だった。
これほど感動しない人間の生へのドラマなんてなかなか拝めねぇぞ。

一方、ヴァンパイアの【代替魔術師】の過去は・・・これ系かよ・・・8歳で・・・。
今、そういう事件(特に障害者施設で)増えてるしね・・・なんかやりきれんわ。
双子のブタ理論は最後まで同情の余地は無かったが、最愛の人を「人の世界に
人として戻してあげたい」という彼女の想いは死んでいても、やっぱり“人間”でした。
澪のレンテンシアの遺志を伝えるという行いがこういう形になってしまったのは残念だけど、
彼女の死は遺された存在・・・特にあの少年を活かす事に繋がるのは間違いないと思う。

澪は一応属性的にはただの人間に対し、殺してもいいのかと自問自答します。
2巻で意志を固めたハズの澪が、近しい存在だった人物がヴァンパイアの【代替魔術師】や、
人外双子を通して、様々なものを天秤にかけ、“これから”が揺れ始める姿にある意味安心した。
そこを救ったのが冥子の決意でしょうね。具体的に何をどうするとは言いませんでしたが、
彼女の死人らしからぬ目の輝きを見ると、少しは明るい未来を期待出来るのではと感じました。
どんな内容の物語でも、やっぱり最後はハッピーエンドになって欲しいよなー。
まぁ、彼らは既に死んでるから、ぶっちゃけ・・・だけどw

双子は澪に「人間のふりをして、堂々と人間様の世界に生きるんじゃねぇよ」と言っていたが、
死人で人外で、この世に存在してはいけないハズのモノ達に活きる力を感じ、普通の人間で、
この世で生きていていいハズの双子からは活きる力を感じなかったとは何とも皮肉な話だ。

この物語は基本的に白か黒か、右か左かをそれを選ぶ権利が無い(=既に死者であるから)、
しかし、選ぶ呪縛はある者達がもがき苦しみ、絶望の闇に広がる絶望の光に縋る話だ。
主人公の場合、その選択肢は「澪のかけがいのないものと何か」であるから、
ラストの展開は多分「澪自身と何か」を選ばなくてはならないんだろうな。
それは死にながら生きる権利なのか、レンテンシアから託された想いなのか、
再び死ぬまでの相棒・冥子なのか、再び死んでも護りたい切華なのか、
それともそれ以外の何かなのか。どれにせよ今以上に劣悪で、
読者がガッツポーズと共に嘔吐感を催す展開になるのは間違いないだろう・・・。

多くの感想サイト様が触れられておりますが、後書きを読むに、打ち切りなんでしょうかねぇ。
今までの刊行ペース、後書き文面から察するに打ち切りだとは思いたくないですけど。
それともあまりにアレな内容で、作者が少しクールダウンしたいからとか?w
兎に角次回作は新作となるようで。出来ればそれと並行して刊行して頂きたいのですが・・・。
・・・逆に考えると、次回作が売れなかったら『魔女カリ』の続編が出る・・・の?w
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テーマ:ライトノベル - ジャンル:本・雑誌

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ぼくと魔女式アポカリプス 3 Nightmare Crimson Form著者 水瀬葉月イラスト 藤原々々レーベル 電撃文庫 段々エロくなくなっている? 人気blogランキングへ ← よろしくお願いします。 クリック
2007/08/03(金) 18:37:14) | ライトノベルっていいね
[著]水瀬 葉月 [絵]藤原 々々ドゥオーフの代替魔術師・蘭乱爛崎寝々は死んだ。しかし、彼女の引き起こした事件はまだ終わっていなかった。寝々の死体を奪い、敵として目の前に現れた級友。寝々の復讐(?)の為、...
2007/11/14(水) 11:05:52) | 今日もだらだら、読書日記。