詠み人知らず
どわあああああああああああジャックポット2回目当たったあああああああああああああああああああへええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
漫画・9月の感想1
■天乃 咲耶『現神姫⑨』  ★★★☆☆
現神姫⑨前世・戦国時代──邪神と盟約した少年は、そ
の業を背負い非力な少女・蘇芳 千姫として現世に転生した──
己の過去を思い出した千姫は、その真実に愕然とする。
傍にいた大切な仲間たちは、過去の因果で結ばれていた。
夜刀彦の奇襲を振り切り、逃げ延びた千姫は雪花と共に、兄・真咲の下へ身を隠す。
だが、千姫の思いは唯一つ──この宿命に終止符を打つことだった。
悲しき現神の姫の物語は今ここに、終幕を迎える。

断片的だった過去の出来事が白日の下に晒されたーって感じスかね。
500年前、真咲(前世は清姫)は暁生丸が駆けつけた時には既に死亡したと思われていたが、
実は斎によって逃がされ、死んでなどいなかった。清姫は逃げた後、死んだ暁生丸を首を拾い、
夜刀彦に彼の転生と後世で結ばれる事を契らせ、夜刀彦の“鞘”として輪廻転生を繰り返す
運命を選択した。現世にて暁生丸(=千姫)と再会後、真咲となって転生していた清姫は
【現神姫】となっていた千姫を護る為、自分と千姫の両親を人柱として殺し、
更には千姫の護衛役として、過去に暁生丸に人形を与えられた鬼を草薙 司狼として
現世に強制的に転生させたようだ。暁生丸が死んだ後の清姫の行動は狂気じみていたなぁw
イミナで司狼(当時は鬼)を魂を縛り、死産するはずだった草薙家の息子に強制転生。
この物語の登場キャラにほぼ共通の、自分第一主義ここに極まれりって感じだった。

ラスとバトル後・・・真咲の「何の過去も記憶を持たず千姫の子として
生まれてこれたらそれが一番幸せだ」の通り、死んだ真咲は千姫と司狼の子として
生まれてきたようです。名前は兄が真輝、妹が雪花。雪花という名前はまだ分かる。
生前、虎弥太の霊と一緒に雪花はずっと千姫を護ると言った。実際、最後のシーンで雪花と
虎弥太の霊(千姫にはもう視えていない)は見守っていたし。でも、真輝って名前はなぁ。
真咲は過去、清姫だった事から千姫に恋慕の情を持っていた。
更に虎弥太と母親を間接的に殺した相手だぞ?自分の運命を弄んだ男だぞ?
名前だけでなく、顔もそっくりなのに本当に愛せるのか?ちゃんと考えて名付けてよw

そう考えると、過去の呪縛から逃れられたのは久我と蝶羽のカップルだけか?
結局他人の事を考えていたのは死んだ壱や雪花、虎弥太だけだったってのも悲しいな。
他には、何の過去の呪縛もない草薙家も父親を残して死亡。後継ぎもいなくなった。
自分のことだけを考えた奴だけが生き残ったってのは、やりきれない思いがあります。

つーか、千姫と司狼よ。夜刀彦は壱と黄泉へ旅立ち、篝は司狼が殺して、危険は何も無いのに
何で10年も生死不明のまま失踪してたんだ。久我らに連絡よこすくらいしてもいいと思うけどw
何つーか、狭くないか?もっとこう・・・「世界に感謝!」的なもんがあるだろう?w
所で司狼の女アレルギーって設定はどうなったんだろう。女アレルギーって子供創れるん?w

篝の扱いが可哀想過ぎる。彼は蛭子一族再興が目的ではなく、蔑まれつつも自分を護って、
育ててくれた母親が生きたと言う証が欲しかっただけだ。篝の母親が命をかけて護りたかったのは
蛭子一族やその誇りではなく、 他でもない我が子である篝であった。それを知った篝は
母親の想いを受け、子孫を繋ぐ決意をした。しかし蛭子一族は呪いにより短命である。
【現神姫】が生んだ子でないと長くは生きられない。それ故神を宿せる千姫の体が必要だった。
本当に唯それだけの目的だった。その目的が叶わないと知り、絶望するまではいい。
でも何で殺されないといけないんだ・・・作中における彼の存在意義は最後に粉砕された。
しかも殺した相手が司狼である。司狼は真咲により強制的に現世へ転生させられていた。
それを知った司狼は先の弟と母親の死もあって、篝や他のメンバーに夜刀彦に精神を
乗っ取られる前に復讐を果たそうと考える。その最初にして最後の犠牲者が篝。
まぁ色々悪い事をしたので仕方ないっちゃー仕方ないが・・・殺した当時、司狼は夜刀彦と
同化していたとは言え、最後には千姫と幸せになってますからねぇ。フクザツですなぁ。

斎は先代の篝に加え現世の篝も護れず、目的も成就させてあげられなかった事になるな。
斎が既に死んでいると気付かずに篝に言った言葉。「貴方の本当の名は・・・」って何なんだよ!
気になるじゃねーか!ヒントっぽいのは作中にあるんだろうけど。若しかして・・・斎、か?

で、その斎自身は20歳前後のまま不老不死だから、これからは静かに暮らすみたいです。
結局彼女が生きた500年は無為な物になってしまったのですね。そしてこれからもそれは続くと。
彼女が蝶羽へ投げかけた「次に逢う時は八百比丘尼とお呼び下さい」は強烈な皮肉だろう。
伝承によると彼女は人魚の肉を喰い、不老不死を得たものの、大切な人や仲間が
居なくなっていくのをずーっと見なければならず、以後、空虚な生を歩んだとされる。
斎は護るべき人を失った。それは彼女の生きる意味に直結するものだった。
彼女にはもう生きる意味は・・・が、不老不死なので死ねない。
そんな自分を八百比丘尼を重ねたんでしょうね。

一方、500年間孤独に耐えた夜刀彦は正式な【現神姫】である壱と黄泉へ還ることに。
「根の国(=黄泉)の母(=伊邪那美神)よりこの力(=【現神姫】の力)を預かり、
葦原中国(=人が住まう世界)に新たな命を繁栄させ、血で汚れたこの国を産み直すのだ」
という壱の台詞から【現神姫】は黄泉戸喫(よもつへぐい)をして神を産めなくなった伊邪那美神が、
神を産める【現神姫】によって葦原中国を浄化する為に創ったもののようだ。
でも「生を育み、世を繋げていく」というのはもともとヒトの女が持つ力だと言い、
夜刀彦の孤独を包み、過去からの因縁を終わらせる決意をした、と。
最初からそうしろよと思ったが、夜刀彦は千姫しか見えていなかったからな。
更に久我(過去では白連)が、愛している壱を護って隠していたという理由もある。

以下の千姫の“決意”の遅さにも代表されるが、結局全てが後手に回ってしまった。
誰もが決断を早めていたなら、誰もがちゃんと周りのことを考えていたなら・・・。
作中における千姫の何度もの“決意”は賛否両論あるようですね。
俺も「何回決意すんねん」と思いました。過去の因果で結ばれてる傍にいた大切な仲間たちは
何かしらの行動を起こしています。でも千姫は「強姦るなら強姦れや!かかってこんかい!」とか
「もう死にます。疲れました。さようなら」のような周りの苦労を省みない・・・というか、
元の木阿弥に戻すような言動が目立ちました。ただ彼女は「邪神と盟約した少年は、
その業を背負い非力な少女・蘇芳 千姫として現世に転生した」わけですから、
肯定的に受け取ると本当に“非力”だという部分を強調したかったのかな、と。
否定的に受け取るとただのワガママ娘?まぁ、ワガママでは済まされないのですが。

過去の呪縛を断ち切るために「兎に角自分の現世での自由や愛する人を手に入れたい」・・・
そんな印象を受ける話でした。いかにも人間臭いといえば人間臭い話だったのかもしれません。
でも設定や天乃先生の絵は好きなので次回作も楽しみです。ムチムチは正義ですよね?(謎
関連記事

テーマ:漫画の感想 - ジャンル:本・雑誌

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック