詠み人知らず
『天結いキャッスルマイスター』DLC第1弾(無料)きたあああ!!!
電撃文庫・7月の感想1
■上月 司×むにゅう『れでぃ×ばと!①』  ★☆☆☆☆
れでぃ×ばと!①外見はばっちり不良、極悪ヅラの高校生・日野 秋晴が編入したのは、
学力よりもお家柄がモノを言う、元超お嬢様高校・白麗稜学院。
育ちがそんなに良い訳じゃないし、もちろん女子でもない秋晴が
白麗稜に編入したのは、学院に新設された従者育成科に入るため。
従者育成科というのはつまり、メイドさんや執事さんを育てるための専科な訳で・・・。
優等生の皮を被った極悪幼馴染みとの再会や、超ドジっ娘メイドさんやらと
組んずほぐれつの交流を経て、秋晴は立派な執事になれるのか!?
上月 司が贈る、ちょっぴりえっちなハイソ系禁断ラブコメディ、始動ですっ!

実は沢山女の子が出てきてラブコメをする、いわゆるハーレムモノは苦手(英会話だけでなく
何事も少人数制がいいです)なのですが、上月先生の前作が面白かったので買ってみました。
で、出てくるヒロインは猫を被った元庶民にして超名家のお嬢様(母親が再婚したから)、
高飛車ツンツン金髪お嬢様、ドジっ子メイド等など。良い意味か、悪い意味か捻りはありません。
激しく典型的です。俺はドジっ子はかなりイラっとくるので好きじゃないんだけど、
猫かぶり幼馴染は好きなのでプラマイゼロって事で。あとのヒロインはどうでもいいやw

朋美(幼馴染ね)の庶民Ver.の喋り方の時が可愛いね。朋美は庶民時代に秋晴を
玩具にしていたらしく、秋晴は頭が上がらないようだ。まさに主と執事の関係ですな。
朋美は「お嬢様ヅラしないといけなかった退屈な日々に終わりがきた!秋晴イジって
楽しい学園ライフを送るぜ~」なノリでセルニア(高飛車お嬢様)とくっ付け様と画策する。
そしてここでも典型的に秋晴とセルニアがくっ付いた事を想像すると「あれ・・・?
この寂しい気持ちはなんだろう。ま、いっか。これからが楽しみだ~」と感想を漏らす。
ここで1巻が終わるわけだが、1巻終了時点でセルニアにとっては既に「転校してきた無礼者は
気になるアイツ」だから、朋美も「アタシの玩具を取らないでよねっ!」となって、
早い段階で三角関係に入りそうだ。新キャラが出てくる可能性もあるけどね。
秋晴の子供の頃の夢(そんな恥ずかしい夢ではないと思うのだが。秋晴は恥ずかしがり屋さん
ですね)とか物語のオトし方への伏線があるので、ラストはある程度予想がつきそうです。

秋晴と同じ部屋の薫ってどう考えても・・・登場人物紹介欄で、男と女は別枠で紹介されてるのに、
薫は女性枠で「色んな秘密を抱えていそう」と紹介されています。これはもうアレしかないだろw
それにショタキャラは満って男がもういるので、ショタでもないよな。キャラ被る。
さっきも書いたように典型的に進む物語ので、別に隠すつもりはないようだ。俺はこれを
「ええ、お察しの通り男装の美少女ですが何か?今更そんなもん隠してもしゃーない。
この典型的素材を俺がどう料理するか、それを楽しみにしてて下さいな」と受け取りましたw

1章がかなり中だるみする。それは1章そのものが2章、3章と比べ異様に長いという理由だけ
ではなく、内容自体にも問題があるな。1章が転校初日を描いた話なんだけど、キャラ紹介である
学校案内が長すぎ。1章は冒頭の「お嬢様を押し倒して胸を揉んじゃった」の回想も兼ねている
んだけどそこまで80ページ・・・ちょっと長いスね。更にその中で「この学校はめっちゃ豪華な
つくりです」みたいな文章が入るんですけど、それも多すぎ。「もう分かったって」と言いたくなる。

関西弁の執事候補生が出てくる3章は面白かった。俺が関西人だからって訳じゃないんだけど、
こいつの登場で話に“動き”が出て、1巻が単なる登場人物紹介に終始するハメに
ならなかったと思う。それに執事候補生の癖に「体の半分はエロで出来ています」人間だったので、
これからのコメ部分の供給には問題なさそうだ。こいつは茨城出身で、イメージ作りの為に
似非関西弁を喋っているらしい。どんな発音なのか聞いてみたいな。最近、TV等に引っ張りだこの
某文化人が時々関西弁になるっしょ?あれ聞くとエンストを繰り返す車に乗ったような気分になる。
「なななななんだこのギコチナイ発音は!?」みたいな。この似非関西弁君はちゃんと
相手のことを“自分”と言っていたので、結構研究しているんじゃないかと好感を持ちましたw

これは『学校を出よう!』の1巻(特に前半部分)を読んだときの感覚と同じだ。
『学校を出よう!』も2巻から面白くなったし、これもそうなってくれると嬉しいな。
残念ながら『カレカノ』と比べるとはるかに面白くない。典型的なキャラのドタバタと、
登場人物紹介だけで1巻っつー上月臭がしない1冊でした。あとがきによるとこの作品の他にも
温めている作品があるとのこと。物語を完結させる力はある作家さんですので、
これを3巻程度で無難に完結させて、売れ行きが良ければそっちに取り掛かるのかな?
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2006/09/24(日) 21:46:17) | booklines.net
れでぃ×ばと!著者 上月司イラスト むにゅうレーベル 電撃文庫 表紙の絵ヤバクナイ? 人気blogランキングへ ← よろしくお願いします。 クリックありがとうございます。 あなたにすべての良
2006/10/08(日) 09:27:52) | ライトノベルっていいね