詠み人知らず
ぼくはくまたいよう!
漫画・8月の感想1
■藤原 ヒロ『会長はメイド様!⑰』  ★★☆☆☆
会長はメイド様!⑰イギリスにいる碓氷に会いに行く為、厳しい淑女修行中の美咲。
虎のリードでダンスが踊れる様になるも、喜ぶ美咲の下に飛び込んできたのは、
なんと海外ゴシップ誌に載った碓氷の姿!?
そして遂に、美咲は虎達の協力の下、碓氷のいるイギリスへと向かう───!

淑女修行編の続きです。ええ、はい。“修行”ですw
みさきちの色んな姿が見れて(女教師Ver.最高!・・・少し盛ってなかった?w)ホクホクだけど、
なーんか「違う」って気持ちがずっとまとわり付いてたわ。みさきちはずっと泥臭いシンデレラでいて欲しかった。
碓氷もそこに惚れたんちゃうの。「郷に入れば・・・」を全力でぶっ飛ばすみさきちだからこそ魅力があるで。
・・・そう思わせるのは作者の罠なんかな。読者に「やっぱ着飾るみさきちなんで!」て思わせたら御の字?

改めて思うが・・・やっぱり、淑女修行パート必要だったかな・・・?
長々と描いたわりには、碓氷奪還編では修行が殆ど生かせてない、いつものみさきちだったような・・・。
修行で培った貴族文化を駆使して、奪還に奔走するみさきちなんてそれはそれで嫌だがw

一応、コレまで彼女と関わってきたキャラが、ドンだけ成長したのかってのを見せる意味合いもあったっぽいけど、
反面、そこに新キャラ(たいしたエピソードナシ)混ぜたり、修行編は視界がぼやけていた感じ。

同様にやっぱり蒸発してた親父編も同じことを思った。
17巻もチョイチョイ出てくるけど、完全に舞台から降ろされてる。
「お客様、壇上に上がらないで下さい」って感じ。
あれだけ引っ張ったのになんであそこまで薄味にしたんだろう。
逆に修行編を無意味に(?)濃くして、わいにはよう分からんわ。

この修行編を通じて、みさきちの周囲にいた男子どもが突然みさきちの魅力に気付き始めるw
ライバル校の生徒会長・虎、葵くん、そして幼馴染の・・・えーっと、最早名前すら忘れたヤツw
急にみさきちが魔性の女になって吹いたが、ぶっちゃけみさきち美人だよな・・・。
今まで何でモテない設定なんって思うけど、漫画でコレ言ったら無粋であるな。

つーか、幼馴染君今更みさきちに告白してたけど、コイツの影の薄さは異常。
色んな属性付与されてるので、ここまで活躍できないなんて。例の三馬鹿より影薄いよw
振り返ってみると、碓氷がいなくなってから急に少女漫画しだしたように見えるな。
碓氷が完璧過ぎて、また、みさきちとの仲が完全過ぎて、そういう展開は描き難かったのかなと邪推。

そして舞台はイギリスへ。名族である祖父死にかけ、長男病弱って事で、
長男が碓氷を拉致って跡継ぎにしようとしたんだけど、碓氷は難色、
そして祖父は不義の子だとして碓氷を孫と認めない&追放。と、まぁあっけなく碓氷奪還に成功。
ふむ。めでたしめでたし・・・で、いいんかな?修行編の方が長かったよな・・・w
ただ、祖父の「お前の二度と顔を見る事はない!」って台詞がフラグ臭くてw
後で和解、みさきちとの仲を祖父も祝福みたいな流れになるんじゃあ?w

みさきちのよく分からない修行パートも、実は碓氷奪還編が主目標ではなく、
VS祖父、そして大団円に向けての下準備と考えると、少し意味があったかなと思えてくる。
その場合、ラストダンジョンは無論イギリスになるだろうな。奪還後また日本に戻ってきたし、
もう一度渡英する理由が出てくるのかな・・・ってか、渡英するなら碓氷関連しかないよなw

やっぱりこの漫画は、変態的天才碓氷と、
それに翻弄、たまに翻弄しかえすみさきちの、騎士とお姫様ラブコメしてる時が一番面白いわ。
奪還後、自分からちゅーをせがむみさきちには、一種の成長を感じましたw

“騎士”から再び“お姫様”に戻ったみさきち。愈々次は最終巻となるけど、
最終エピソードには何を持ってくるんだろう。他に大きな案件あったっけか?w
「親父に鮎沢家の敷居を跨がせる」ってのがあるか。でもこれちゃんと描くつもりあるんかね。
ないなら、妹ちゃん(今巻出番ほぼゼロ!ありえない!w)のスピンオフをですね・・・w
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テーマ:マンガ - ジャンル:本・雑誌

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