詠み人知らず
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漫画・6月の感想1
■高須賀 由枝『グッドモーニング・キス⑪』  ★★☆☆☆
グッドモーニング・キス⑪六本木ヒルズのおしゃれ高級レストランで、
IT社長と1人きりになった菜緒。
怪しげな雰囲気の中、菜緒のピンチに駆けつけたのは・・・?
更に上原君にも大きな転機が・・・!

なんやかんやで『キス』ももう11巻か。『コール』時代を含めると20巻越えとは。
あらすじのエピが時代と微妙にずれている気がするが、菜緒の無意識(←ここ重要)ビッチ化を加速させる為には、
こういうチャラチャラエピソードはかかせないか。

基本、放置の超草食系である上原君の躾(?)がなっていないせいもあるが、
社会人編である『キス』になってからはそれが本当に加速してるわ。一言で言うと、温い。
これだけ危ない橋渡っておきながら、まだ綺麗な体なんだからなぁ。上原君はそろそろ危機感をですね・・・w

菜緒は元々いわゆるお姫様ポジに居たがる傾向がある。これも無意識的にね。
誰かに抱っこされてたり、担がれてるのが心地良い。根は良い子で、これは無意識だから周囲の人は強く言えない。

親友であるまりなくらいでしょ、菜緒の生き方にブスブス針を刺すのって。
男性陣もたまーに言ったりするけど、馬耳東風の色合いが強いし、“惚れた弱み”がある。
菜緒の心臓って、ある意味最強のメンタル持ってるよな。毛生えまくってるんちゃうw
もう社会人だから自分の気持ち一番でも良いとは思うけど、それが案外希薄だから困ったちゃんなのよねぇ。

あっち行ってはお姫様ポジ、こっちに流れてはお姫様ポジ。フラフラユラウラ・・・その危うさが、
この漫画の売りの1つではあるが、そのせいで、「3歩進んで2.9歩下がる」な事が多い。

で、そのお姫様を抱っこしてる騎士様ポジなのが上原君だな。
上原君って、生き方も草食系なんだよな。
誰かと比べたり、上下に見たり、勝って優越、負けて悔しいなんて全然しない。
基本的に、感情の発露はいつも自分発信。誰とでもない、自分と戦っている。
・・・が、悪く言うと「他人に興味がない」って事だからな。完全な赤の他人と比べると、
流石に菜緒はマシだが、それでも最早結婚確定な間柄の割りには興味薄いよな・・・w

今回の、上原君が就職予定の薬品関係の会社の研究所が東京から九州移転(「着いてこなくていい」はねぇわ。
上原君のイベントを笑顔で踏み抜くスタイルは嫌いではないけどさw)もそうだけど、
イベントはそれなりに発生すれど、それが相方に派生しないんだよなぁ。
寧ろ、いっちゃん(菜緒の働き先のラーメン屋の若大将)等周りのキャラに伝播していくっていうねw

そのイベントの当人は選択肢を悩むんだよ。九州行き(上原君)もそう、結婚(菜緒)もそう。
けど、悩みに悩み抜いて、それで終わり。片方が後から「そんなイベントあったの!?」って言うパターンが多い。

うん・・・流石に、そろそろ蛇足感がパなくなってきてる。
ただ・・・ただね、他の引き伸ばし作品とは違い、つまらないまでいかないのよねぇ。
その理由を自分なりに分析してみると、やっぱり「キャラに愛着がある」からかなーって思う。
『コール』時代は名作で、同世代なのもあって楽しむ読ませて頂いたわ。
『コール』読んで、深夜なのにも関わらず、牛乳プリンが食いたくなってコンビニに走った人いるでしょう?w

モラトリアムである上原君と、それにお姫様な菜緒。
一方、それなりに自立した社会人になっているまりなやいっちゃん。
この対比は見ていて素直に面白いと思う・・・とゆーか、若干耳が痛いw
もう11巻なんだからモラトリアム組はそろそろ進化ボタン押してほしいですな。応援してるで!

だからこそ、「3歩進んで2.9歩下がる」『キス』の展開はモヤモヤするんよ。
そりゃまぁ社会人ですから、若い頃みたいに勢いとか気持ちだけでは解決できない部分が多いのは分かるけどね。
作中の2人の周りのキャラの「さっさと結婚してくれ」って台詞は、読者の声を代弁している部分があるかもしれんなw









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