詠み人知らず
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漫画・3月の感想1
■桐原 いづみ『榊 美麗のためなら僕は・・・ッ!!⑤』  ★★☆☆☆
榊 美麗のためなら僕は・・・ッ!!⑤上原の劇団『スターキッズ』を巡る問題が急展開を見せ、立花君の高校受験もひと段落した事で、
美麗は『ならずもの』の公演準備に邁進する。麦や甲斐達『ひとひら』のメンバーも馳せ参じ、
全て順調だった矢先、大変な事態が・・・。そして美麗と立花君は二人きりの舞台で・・・!?
青春年の差ラブコメ、感動のフィナーレ!

意外と早く最終巻を迎えたなー。
内と外にゴタゴタを抱えた劇団パートの大人達の青春、鈍足進行日進月歩のような恋愛パートと、
膨らます素材がまだあったように思っていただけに、少し面食らってしまったの。

4巻の感想でもちょろっと書いたけど、15歳と19歳の恋愛が何か問題あんのかって話だ。
ぶっちゃけ、ハードルらしいハードル無かったよな・・・w
読者としては、身内にバレた時のみんなの反応そのままだった。「で?」っていうw

社内恋愛禁止条例的なものは特に無かったし、つーか、当たり前だが劇団自体、劇の為に集まった面々であって、
個人のプライベートに云々かんぬんってものじゃなかったし。そりゃ当初は、恋愛初心者の美麗さんが、
中学生と・・・って事で右往左往していて、だから「隠さなければならない」って根幹が生まれた訳だけど、
周りから応援され、間違ってないと背中を押されてからは、ましてやバレた後なんか特に壁らしい壁が無かったからなぁ。

作中で誰1人、美麗さんを否定したり、妨害する存在が居なかったっしょ?
いわば、物語の障害は美麗さん自身の心であり、その中には他愛無い杞憂もあった。
一応、立花君の片想いの同級生が申し訳程度に登場したけど、文字通りの活躍。最早名前も覚えてないw
この子はあっさり立花君諦めて、新しい恋を探し中って感じで退場したしね。

立花君は立花君で、本域での「榊 美麗のためなら僕は・・・!」な部分が無かったと思う。
お互い恋愛初心者で探り探りだったり、彼女の為に受験頑張ったりしてたけど、
それは別に年の差があるから・・・ってか、「壁を乗り越えなければ」って所には繋がらないような。
相手役である立花君んチが、由緒ある的な家柄で~みたいな陳腐な少女漫画な設定も無かったし。
もっと次から次へとやってくる壁に「榊 美麗のためなら僕は・・・!」で体当たりして行く話かと思ってた。

つーか、立花君ってあんまり目立たなかったような・・・w
だって彼はあくまで劇団員の下っ端で、劇中劇で美麗と恋仲って展開も無し。
最終イベントである『ならずもの』公演の大ピンチ回でも、1人受験に勤しんで、ある意味外野であった。

立花君は良い子なのは良い子なんだよ。彼なら安心して美麗を預けられるよw
ただ、だからこそ物語としては無味無臭の度合いが強かったかな。
思春期だし、立花君を多少非行色に染めても良かったかもなw

タイトルからして彼が主人公に思えてくる(結局美麗とどっちなんだろうな)が、
主人公と言えるまでの活躍があったかと言うと・・・うーん?w

それならもっと美麗にスポットを当てて欲しかったかも。
両方同時進行だったと言えば、聞こえは良いが、最後まで立花君パートと劇団員パートどっちつかずだった様に思える。
『ならずもの』の「らしい話」ってのは最終回だけだし。全方位に触手伸ばしすぎて中途半端感が残った。

上原の『スターキッズ』事件も本筋に害を及ぼす位に引っ張ったのに、仲違いした2人が再開して即解決。
いや、まぁ分かるよ。大人ならではの子供みたいな意地の張り合いっての。
どっちもどっちが正しくて、間違っているか分かってる。分かってるからこそ、自分の方から
「分かってました」と言いたくないんだよな。これが、子供同士ならどちらも「分かってない」から、
引っかかってる部分も納得すると、大人よりも早く解決したりする。
それを描いてたのは分かるんだけど・・・もうちょっとこう・・・まぁ、いいかw

注目キャラだった松本さんも後半・・・三島さんとの殴りあい友情を得てからフェードアウト。
美麗との友情はどうした!?ガチで思い詰めるほどに美麗を想っていたのに、殴りあったらあっさり鞍替えかw
別に彼女が薄情って訳じゃなくて、三島さんとの一件以降、美麗とのエピが皆無だったのよ。
新キャラだし、性格もかなり濃くて今までのメンバーにないキャラだったのに勿体無い。

ラストはいきなり3年後になって、野乃さんとたかしの結婚式の日・・・。
『ひとひら』メンバー総登場し、それぞれのその後が描かれてます。
麦ちょこがちゃんと就職出来てたり、佳代ちゃんが着々と名カメラマンの道を歩んでいたり、
既に子持ちが居たり、ミケと響が良い感じだったり、たまちゃんが就職浪人だったりw

皆いい人生送ってるじゃねぇか。輝いてるじゃねえか。
俺なんか光が届かないネットの海の奥底で、今日もしょうもない文章書いてるぜ?w

そうだな・・・この話はスピンオフって感じじゃなかったかも。
一連の『ひとひら』ワールド終幕の為の補足エピソード?
土台がこれだから、各種方面を食い残すような流れになって中途半端だなと思わせたんじゃあ?
スピンオフっつーんだったら、完全独立ストーリーでも良かったかもな。

・・・と言いつつ、麦ちょこらが出てくると「うおー」ってなっちゃうんだよなw
読者って楽だよな。あーだこーだ好き勝手な事言えるから。いやはや、申し訳ない。

色々な物を飲み込んで、「終わり良ければ全てよし」としたい作品。
何だかかんだつって、愛着のあるキャラ達が幸せな結末を迎えるのは嬉しいもんだ。
あ、たまちゃん・・・ウチ来るかい?上司にいい子居ますって紹介しますよ?w
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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:本・雑誌

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