詠み人知らず
『天結いキャッスルマイスター』DLC第1弾(無料)きたあああ!!!
電撃文庫・1月の感想1
■土橋 真二郎×植田 亮『OP-TICKET GAME①』  ★★★☆☆
OP-TICKET GAME①願いが叶うチケットがあるという。それは学校伝統のチケットで、使用者の願いを叶えるのだ。
そのチケットを手にすることができるのは男子に限られ、そして願いを叶えるのは同級生の女の子だという。
その名は──おっぱいチケット。・・・伝説は本当に存在する。
「裏切らない、おっぱいは裏切らない」、「失敗して灰色の生活を送るのは嫌だ」、
「出し抜こうと動いている人間がいる」──揉むか揉まれるか。
夢と希望、そして絶望が表裏一体となった伝説のゲームが幕を開ける!

戦え・・・戦え・・・戦え!戦わなければ揉めはしない!
という事で(?)、“揉む”事に焦点を当てた、「真面目に馬鹿をする」系の作品です。
しかしながら、作者は密室や謎世界での心理戦、いわゆるデスゲーム作品に長けた土橋先生。
努々、油断してはいけない。おっぱいは時に凶器となるのだ。

まずは、おっぱいチケットについて情報をまとめてみる。生徒会が毎年(?)用意する夢のチケット。
対象クラスの男子にランダムにばら撒かれ、10枚全て集めると、対象のおっぱいを揉めるという。

・・・だが待って欲しい。そもそもおっぱいとは何なのか(哲学)
おっぱいとはどこからどこまでを指すのか。揉める時間は?回数は?
疑問が尽きない。これがおっぱいの魔力、「一番身近に存在する“小宇宙”」と呼ばれている所以だ。
尤も、おっぱいを“小宇宙”と呼称しているのは俺だけなのだが・・・(哀愁)

生徒会長である千種からおっぱいチケットについて説明を受けるシーンなど、
男子達の青春(意味深)が描かれるシーンがミュージカルチックな会話劇で面白すぎるw
あまりにも完璧すぎたので、「もしかしてこれ劇中劇オチ?」かと疑ったほどだ。
あのクラスは揃って劇団でも立ち上げた方がいいんじゃないかw

そんなおっぱいを揉む対象になる(=挿絵がある)のは主に、

仲村 愛美=1位。性格容姿含めてパーフェクトガールと称される男子憧れの的。通称アイミン
岩崎 佳奈=2位。同じクラスの須藤と付き合っている。須藤は男子から“師匠”と崇められている
秋野 マリ=3位。天然な性格。小柄な体つきにそぐわぬナイスバディの持ち主。いわゆるロリ巨乳
本田 有華=4位。着痩せするタイプの隠れ巨乳。清楚な容姿も相まって男子の人気は高い
春野 典子=5位。内気な性格で、自分の胸をコンプレックスとしている

の“ビッグファイブ”の5人。何が大きい5人なのかは推して図っていただく(笑)として、それに、

佐倉 まどか=主人公・相葉の幼馴染で、クラス委員長。作中にて、ほぼ唯一華奢を担当するメガネの子。運動音痴
高橋 唯=相葉の憧れの子。“ビッグファイブ”程ではないが、クラスで7番目くらいに位置する美少女
速水 千種=3年の生徒会長。おっぱいチケットを始めとする珍妙なゲームを主催する

を加えた8名となる。まぁ、千種は主催者であり厳密には対象外なんだけど、あの黒ストは捨て難い。

その他、相葉のクラスには文学少女や、性について解放的なハーフ少女、スポーティ少女などがいる。
挿絵がないのが非常に残念だ。しかしパンツの色と形は知っている。俺はお前の全てを知っているぞ!
尚、相葉のクラスは美人ばかりだ。その理由は作中で語られている。ちょっと納得してしまう理由だったw

相葉のクラスは男子15人、女子18人。
1人1おっぱいが可能な比率だ。あわよくば2おっぱい、3おっぱいも・・・!?
しかし現実はそうは行かない。分かるだろう?おっぱいは裏切らなくても人間は裏切るのだ・・・。
「山に何故登るのか、そこに山があるから」なんて誰が言ったのだ。
山だからと言って、必ずその山に登りたいとは限らない。隣の山に登りたいヤツもいるのだ。

さぁこの状態。君ならどうする?
自分が揉みたい女子を選定し、宣言。それを元に交渉するか?
それとも金の力で集めるか?それとも力にモノを言わせ、強引に集めていくか。
もしくは、揉む事を捨て、意中の女子が揉まれない様に手持ちのその子のチケットを破るか!?
1枚でも破ると「揃わなくなる=揉めない」だからね。だが、当然自分も揉めなくなる訳だが・・・。

リアル人生にセーブポイントは無い。ココでの選択で、君の人生は薔薇色にも灰色にもなるのだ。
因みに俺が登りたい山は、アイミン、本田さん、唯ちゃんです。誰かチケット持ってませんか?w
譲ってくれ!頼む!なんでもしますから!(ん?)

・・・とまぁ、「俺ならここはこう打開するな」みたいな事を考えられるのが土橋作品の魅力よ。
今回の場合はキーワードがおっぱいということでデドアラ感がなく、真剣味に欠けるけどw

相葉のクラスは自由トレードする事を選択したのだが、それは大きなミステイク。
考えてみろ。相葉のクラスには“ビッグファイブ”がいるんだぞ?当然トレード対象にそれが集中する。
トレードが集中するという事は、目当ての子のチケットをいつまで経っても10枚集められない可能性が高い。
誰もが“ビッグファイブ”のチケットは温存し、どうでもいい女子の・・・つまりは捨てチケットを放出し合う。
いや、中には人気の下の子を重点的に狙う男子もいるだろう。しかしその男子すら10枚は集められない。
トレード可能な“ビッグファイブ”がいつか枯渇するからな。“ビッグファイブ”のチケットは諸刃の剣という事だ。

もう分かっただろう。おっぱいを揉むには戦わなければならないのだ!
生きるか死ぬかしかないのだ!平和な世界などありえない!

そこで俺は気付いたんだ。「揉みたいおっぱいと、好きなおっぱいは必ずしもイコールではない」と。
うむ、言い換えよう。「揉みたい女子と、好きな女子はイコールなのか」という事である。
答えは・・・否だ!確かにおっぱいは何であれ揉みたい(ゲス)、それは否定しない。胸を張って肯定しよう。
しかし好きな女子との想いというものは、昔からの関係や何かの関係から培われるものだからだ。
一時のおっぱい如きに崩せるものではないのだ!なぁ、そうだろう諸君!?

・・・少し取り乱してしまった。
このゲームの面白いところは、「ゲームが進むにつれ、チケットを殆ど持たない、
弱者と言える者がキャスティングボードを握り、一発逆転を狙える可能性が出てくるところ」だ。
1枚しかもっていないという事は、9枚所持者からするとゴールへの最後の鍵を持つ強大な存在だと言う事だの。
だから、ゲーム開始に18人分のチケットを1枚前後を所持するようにトレードし、終盤まで虎伏して、
ラスト付近で眠れる獅子の開眼となりて、飛び出す作戦ってのが中々いいのではないかと思う。
俺はあの子とあの子とあの子のチケットを1枚持っているぞ・・・デュフフ・・・。
だからさ・・・君が持っているアイミン、本田さん、唯ちゃんのチケットと交換しないかい?w

この逆で、終盤で8枚など複数枚持っている者は、実は不利だと思う。
だってよ、「もうこの子のチケットをコンプしないと勿体無い」という強迫観念が働くからなw
そこを、上記の「18人分のチケットを1枚前後を所持している」者にトレードを要求されるんだからなw

とまぁ色々な提案をしてみたのだが、相葉達はそこまで冒険に出れず、膠着状態となってしまった。
そこで千種は男子達を戦場へと駆り立てる為に、一計を案じる。
それが“エクストリームスカートめくり”。

男女ペアとなり、男子には団扇、女子には“エクストリームスカートめくり”用スカートが支給される。
ああ、そうだ。明らかにふざけている。無論、女子達はおっぱいチケットの存在も知らない事もあって、
千種に反論するのだが、有無を言わせない千種の正論マシンガンで決定してしまうのに笑ったw
千種で言葉で勝つのは無理だな。先ほど触れたミュージカル調もそうだが、
内容は下っだらなくて最低底なのに、反比例して面白い会話劇・・・これだけでも買ってよかったと思ったw

しかも“エクストリームスカートめくり”で次第に男女間の仲が深まっていくのが興味深い。
と言うか、“エクストリームスカートめくり”やその後に行われる“パンチラ軍人将棋”のシーンを
読んでいると感じるんだけど、相葉達男子って、元から女子たちから普通に好かれているんだよなぁ・・・。
クラスに1人はキモがられている男子っているだろうに、このクラスは女子に嫌われている男子がいない!
その辺は流石にフィクションだなぁと感じてしまったが、話のテンポを考えるとこうせざるをえないか。
ぶっちゃけ、チケットが無くてもこのまま時が過ぎれば、交際が始まる男女がいそうなレベル。
相葉に対しても唯やまどかが“引く”シーンはない。その時点でもうある意味勝ち組じゃん・・・w

とりあえずさ・・・内田死んでくれないかな?(ニッコリ)
協定を組んでいた相葉を・・・いや、俺を裏切って、○○さんの乳を揉みやがってぇぇぇぇぇぇ!!!
よりにもよって○○さんだと!許せぬ!サツガイ!サツガイだぁぁぁ!!!他の女子を揉めよ!w

割と本気で死んで欲しいと思う。内田を他の土橋作品の世界に放り込みたいw
こんなクズ、即行で脱落するだろうな。この作品以外の土橋作品内では、可憐な女子でさえ油断ならない。
自分の体を使って篭絡するなんて朝飯前だ。たかがパンツやおっぱいに固執している雑魚はすぐに退場する。
さぁ、内田のスピンオフを書くのだ・・・書け・・・書け・・・書け!
書かなければ、(俺の精神が)生き残れない!

いやね、コンプリーター(=10枚揃った者)が出始めると、意外と腹が立つんだよ!w
フィクションなのに、第3者なのに、自分でも理解できないくらい無性に腹が立ったんだ!
これな、リアルより腹立つかもしれん。他人が揉む行為がこんなにムカツクなんて・・・w
男子諸君は一度読んでみてくれ。経験した事無い不思議な怒りがこみ上げてくるぞw

さて、こんなお馬鹿な展開が続く中、終盤、遂におっぱいチケットの真実が明かされます。
・・・え?何も無い頭空っぽ系ラノベだと思った?ンな訳ないでしょ!ったくーw
多分、聡い人は途中どころか、あらすじの時点でその真実に気付くと思うけどね。
「10枚集めればその子の乳を揉める」・・・何か感じないかい?ふふ。

その真実を経て、相葉のクラスの人間関係が変化していく。「今後、あの子が動き出しそう」とか、
「あれ?もしかしてあの子って・・・」を匂わせる・・・というところで1巻は終わります。
今後、内容が化けるにせよ、化けないにせよ、相葉達の甘酸っぱい青春劇は気になるので追って行きたいと思う。
2回でいきなりデスゲームが始まっても驚かないぞw

長文を読んでくれて有難う。ここまで読んでくれた方々はこう思っただろう。「(作者もお前も)バカだろw」と。
しかしおっぱいとはその一言で済むようなものなのだろうか。おっぱいへの探求は深く、高く、そして険しいのだ。
皆々のおっぱい道に幸あらん事を祈りつつ、ペンを置くことにする。
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テーマ:ライトノベル - ジャンル:本・雑誌

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