詠み人知らず
メタルマックスの続編くるうううううううううう!?
漫画・12月の感想1
■ヒロモト ヒロキ『それは突然、運命の相手が④』  ★★☆☆☆
それは突然、運命の相手が④人間は遺伝子の乗り物に過ぎず、操縦者たる遺伝子の持つ願望
「遺伝的に最高の子供を誕生させる」ことを満たすカップルは、
実際に付き合ってみれば相性も最高のカップルとなることが分かった。
だから、この国では遺伝子でパートナーが提案される。
遺伝子に最高の後継者を誕生させるカップルをコンピューターが選択し、
両者が共に14歳以上になった時に、連絡が来る───。

最終巻となる4巻は、ケース4を丸まる収録。
ケース4は、親にはイイトコの大学への進学を期待されるも本人はパティシエに憧れる能見 たくや君と、
旅館の跡継ぎとして厳格な親に育てられた能見 詩織さんつー従兄妹同士の物語。

双方の親は、過去、旅館の運営についてイザコザがあり絶縁状態です。
なので、このカップル提案を断るつもりだったんですけど、
「両方の親の関係さー、どうにかせんといかんよなー」となり、
そこで2人は、偽装カップルを組み、両親の仲の修復を試みるんですが・・・。

そうだよな、いくら変なシステムによって結婚感が変わり、
相手の家族と関係を持つという事が時代と共に希薄になってても、
事実としては絶対に無くなる事はない。ましてや従兄妹同士なんて、な。
このケースみたいに相性度が最高のSランクであっても、こういう風になる事はありうる。
やっぱり遺伝子だけが恋をしてもダメって事ですな。

先は読めていると思いますが、無論、この偽装作戦を通じて2人の仲は深まって行きますw
普段は年下である詩織がリードしてるんスけど、好物のプリンを前にした時の別の顔に加え、
ツンツンから、たくやが昔憧れていた“お兄ちゃん”その人であると分かってからの軟化の過程、
そして親が敷いたレールに悩み、心が折れそうになると“お兄ちゃん”であるたくやに甘えたりと、
年相応な反応に、読者は勿論、たくやはそのギャップに惹かれて行くのです。

詩織が家を出て、駆け落ちしてからの2人の様子はもう壁ドンどころか、
正直「その・・・下品なんですが・・・フフ、勃起しちゃいましてね・・・」な感じでえっちぃかったw
特に駆け落ち中なのにメールに集中したりと、自分を構ってくれないと詩織が嫉妬するシーン。
そこから「(謝罪が)良い返事だったので・・・何かご褒美をあげようと思う・・・のですが」となって、
・・・に発展するんスけど、途中、たくやが自然と詩織の胸に手をやるんです。
その時に、一瞬強張るも、その後すぐに「許した」あの瞬間!あそこがベストシーンです!w
詩織の表情の変化がグッドです!おーまいごっどです!w

まぁ、その後すぐに伝統の電話さんによる妨害が入るんですけどねw
その電話の内容が、詩織のママンが倒れたという内容で、
流石に詩織がママンの元に駆けつけるが、冷たく拒否されてしまいます。

「勘当します!」と言われて本当に勘当されてしまう展開に初めて遭遇したかもしれないw
まさかそこから最後まで親関係のイザコザをスルーするとは思わなかった。

設定上は、双方の両親が過去の事からいがみ合っているはずなんやけど、
たくや家と詩織家の温度差が激しすぎる。つーか、たくや家なんてほぼ平和じゃねえかw

確かに、伝統を守っていかなければならないというものがあるので、
そこから逃げた側であるたくや家に比べ、押し付けられた感がある詩織家の方が、辛辣なのは分かる。
加えて、「(当人がどう思っているかは別として)子供の将来の為に積極的に」と言う点では、
相手を見つけてきたりと色々奔走していた(ママが倒れた原因も恐らくこれ)詩織家に比べ、
「良い大学行けよ」の後は、基本的に放任していたたくや家って違いがあるんやろうけど・・・。
それでも、流石に落差がありすぎたなー。

まぁここには子供が1人しかいなかった詩織家と、理解のある姉がいたたくや家ってのも大きいか。
詩織家に後1人子供が居たら(特に男子なら)こんなことにならなかったかもな。

結局、詩織家の旅館はどうなったんだ。ママの言ってた通り、跡継ぎの養子とったんかね?
詩織ママは「勘当する!二度と顔を見せるな!」って言った後、出てこないまま終わったんだが・・・。
マジで片方の家と断絶したエンドなの?後味悪くね?w
つーか、ママはあの後、回復したのか・・・?

一応、当初の目的は両方の親の仲を回復させるって事だったんだから、
たくやと詩織が結ばれる事に加え、親の事案の解決があって初めてハッピーエンドでは?

ちゅー訳で、この漫画はこれにてお終い。
1巻から振り返って、ケース1から4まで全て女の子側が非常に積極的だったなぁと思った。
草食だの肉食だのっつー時代を反映したのでしょうか。
それとも、優秀な子を残せと、遺伝子に尻を叩かれたのでしょうか。

特にケース2とケース4の女の子の積極性は良かった。
両方とも「倒れそうになった自分を相手が真摯に支えてくれた」って共通点がありますね。
なるほど・・・相手の弱みに付け込むことが近道とゆー訳やな!クククw

そう言えば、自分の子について、母親は自分の腹を痛めたという証明があるので、
無意識的に、本能的に100の愛を注げるが、父親はそれがないので、
最大でも90の愛しか注げないみたいな話を聞いた事がある。
なので遺伝子が惹かれあうレベルも男女で差があったのかも知れませんね。

・・・で、私のカップリング通知はいつ来ますかね?
14歳から結構経っているんですが未だ来ませんよ?おかしいなぁw
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